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東京の賃貸オフィスの利用についてのインタビューに真摯に応じる株式会社アクアの代表取締役、菊池等氏

エリアを広げてたどり着いた、300平米の広々物件

URのリフォーム工事を中心に施工を行う株式会社アクアは、大田区大森から江戸川区葛西へとオフィスを移転しました。なぜこれまでとはまったく違った場所への移転を決めたのか。

移転の経緯や現在のオフィスを選んだ決め手について、代表取締役の菊池等氏に伺いました(以下、敬称略)。

PROFILEプロフィール

株式会社アクア

代表取締役

菊池 等

大学卒業後、建築材料メーカーである株式会社マノールに入社。長年にわたり、営業や工事事業に携わる。2008年に独立し、株式会社アクアを設立。

URリフォームを中心に、暮らしを支える施工を展開

東京の賃貸オフィスの利用についてのインタビューを受ける株式会社アクアの代表取締役、菊池等氏

― まず、御社の事業内容について教えてください。

当社は、UR(旧・公団住宅)の空き家リフォーム工事を主に手がけています。メインとなるのは、古くなったユニットバスの改修です。まずは清掃やクリーニングを行い、その後、3M社の専用フィルムを浴室全体に貼り付ける施工を行います。「見た目を一新する」化粧リフォームに近い工事です。

また、同じくUR施設内にある飲料水タンクの改修工事も請け負っています。古い団地ではコンクリート製のタンクがまだ多く残っていますが、その内面を防水加工し、美しく仕上げる施工を実施。いずれの工事も、入居者が安心して暮らせる住環境を維持するための重要な役割を担っています。

― 御社の強みについて教えてください。

防水資材の分野では、自社開発した紫外線硬化型の防水シート「アクアUVシート」を使用しています。これは、紫外線を15分以上照射することで瞬時に硬化する特殊なシートで、従来の防水材に比べて作業効率が高く、品質の安定性にも優れているのが特長です。

メーカーとしての顔を持ちながら、施工まで一貫して行える体制を整えている企業は多くありません。自社製品を自ら施工できるからこそ、材料の特性を最大限に生かした高品質な仕上がりを実現できる。その技術力と対応力が、当社の強みであると考えています。

若手採用を見据え、移転を決意

米盛ビルの外観

― オフィス移転を検討された経緯を教えてください。

これから若い人材を積極的に採用していきたいと考えていたのですが、以前大森に構えていた事務所では十分なスペースが確保できず。そこで、「新しい人たちが気持ちよく働ける広いオフィスに移ろう」と考えたのが出発点でした。

最初は私自身がネット経由で物件を探していたのですが、当社の通信機器関連をお願いしている会社の方から、「スリーウェーブさんがいいですよ」とご紹介をいただき、お願いすることになりました。

― どのようなエリアで探していたのですか?

最初は大森エリアを中心に探していました。しかし、周辺の道路が非常に狭く、社用車の出入りが難しいなど課題点が多くあったんです。そこで思い切って発想を転換し、江戸川区や足立区、江東区といったエリアまで範囲を広げることにしました。

― 物件探しの際、重視された条件について教えてください。

最も重視していたのは「コスト」です。あまり高額な物件だと経費の負担が大きくなってしまうため、比較的平米単価の抑えられたエリアとして江戸川区に注目しました。また、車での資材搬入や現場への移動が多いため、駐車スペースが十分に確保できること。

さらに、工具や資材を保管できる倉庫が併設されていることを重視しました。そのため、「コスト」「利便性」「機能性」の3点を満たす物件を中心に、スリーウェーブさんにご相談させていただきました。

― こちらの物件を選ばれた決め手を教えてください。

やはり一番の決め手は、希望していた条件にしっかり合致していたことですね。こちらの物件は全体でおよそ300平米ほどの広さがあり、1階は倉庫と駐車スペースになっています。6台の駐車スペースに加え、入口前にも3台と、最大で9台まで駐車できるのが大きな魅力でした。また、周囲の環境がよかったことも決め手のひとつです。

内見に訪れた春先は、すぐ横にある新川沿いの桜がちょうど満開の時期。「来年はこの桜を見ながらお花見ができるな」と思ったのをよく覚えています。機能面だけでなく、そうした心地よい雰囲気も含めて、この場所を選んで本当に良かったと感じています。

― 入居されてから3ヶ月ほど経ちますが、オフィスの使い勝手はいかがでしょうか?

広くて快適です。お客様との打ち合わせに使う応接スペースに加え、社員同士が意見交換を行うミーティングルームも確保できました。以前は限られたスペースの中でやりくりしていたため、こうして用途ごとに部屋を分けられるようになったのは大きな変化ですね。

日常業務をこなしがらの物件探しは想像以上に大変

株式会社アクアのドアの前に立つ代表取締役、菊池等氏

― スリーウェーブを利用した感想をお聞かせください。

もう100%、お願いして正解だったと思っています。昼間は現場対応、夜に事務所へ戻ってからネットで物件を探すという日々でしたが、限られた時間の中で条件に合うものを見つけるのは難しく、正直、行き詰まりを感じていました。

スリーウェーブさんには、希望に沿った物件を丁寧に提案していただき、最終的に満足のいくオフィスに出会うことができました。心から感謝しています。

― 営業担当者の対応はいかがでしたか?

とても丁寧で、終始誠実に対応していただきました。実際にやり取りを重ねる中で、「自分の会社にもこんな方が欲しい」と思うほど信頼できる担当者さんでした。こうした出会いもご縁だと思いますし、巡り合わせに感謝しています。

昭和生まれの私としては、やはり最後は“人と人とのつながり”がすべて。今回の移転がスムーズに進んだのも、担当者さんの人柄と対応力あってこそ。スリーウェーブさんとのご縁に心から感謝しています。

― 今後、スリーウェーブでオフィス移転を検討している方へメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、日常業務をこなしながら自分たちで物件を探すのは本当に大変です。その点、スリーウェーブさんのように専門的な知識と経験、そして若い感性を併せ持つ方々にお願いできるのは大きなメリットだと思います。

― 最後に、今後の展望についてお聞かせください。

現在お取引いただいているお客様との関係をより深め、業務拡大につなげていきたいと考えています。お取引先の中には関西方面に拠点を持つ企業も多くあるので、今後は関東だけでなく西日本エリアにも営業を広げていく方針です。

これまで積み上げてきた技術力と信頼を強みに、より多くのお客様に当社の施工品質を知っていただけるよう、これからも挑戦を続けてまいります。

まとめ

好きなことをやりたいという思いから、55歳にして一年発起。今の会社を設立されたという菊池社長。常に穏やかな笑顔で話されるその姿には、仕事への情熱と人柄の温かさがにじんでいました。人と人とのつながりを大事にされているからこそ、素敵なご縁が集まってくる。そう確信した取材となりました。