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東京の賃貸オフィスの利用についてのインタビューに真摯に応じる株式会社TRADECREATEの代表取締役の片野 俊行氏

信頼の積み重ねが導いた最適なオフィス環境

プロジェクトマネジメントやビジネスアナリシスなど、高度な専門資格取得を支援する株式会社TRADECREATE。事業の拡大に伴い、これまでに何度もスリーウェーブをご利用いただいています。

今回は千代田区神田錦町にある大晃ビルを借りられた経緯やオフィス選びのポイントの他、起業にまつわる驚きのエピソードについて、同社代表取締役の片野俊行氏に伺いました(以下、敬称略)。

PROFILEプロフィール

株式会社TRADECREATE

代表取締役

片野 俊行

資格学校に勤務した後、大学院進学の資金確保のために起業。2005年に同社を設立し、現在に至るまで、教育・研修を通じて企業の人材育成や組織開発をサポート。これまでに国内外併せ複数の大学院で学びを深めた経験を持つ。

専門性を武器に、国際資格の取得を支援

インタビューで会社の事を説明している株式会社TRADECREATEの代表取締役の片野俊行氏

― まず、御社の事業内容について教えてください。

当社は、プロジェクトマネジメント(PMP)やビジネスアナリシス(CBAP)といった国際資格の取得を支援しています。講座の受講者は、グローバル企業や大手IT企業など、実務で資格を必要とする方が中心です。アメリカで開発された試験を日本で受けられるように、予備校的な役割を担っています。

― 大学院に行くために起業したと伺いましたが本当ですか?

そうなんです。私は勉強が好きで、これまでに複数の大学院に通いました。会計系やデザイン系など、それぞれまったく異なる分野で学びを深めてきたのですが、その費用を工面するために立ち上げたのがTRADECREATEです。

多くの方は、事業に必要な知見を得るために大学院へ進学されるかと思いますが、私の場合は順序が逆でした。まず「学びたい」という欲求があり、それを実現するための資金を得る手段として起業を選んだ、という形です。学んだことはすべて事業にフィードバックしており、今のサービスの基盤にもなっています。

― 非常に稀有なご経歴をお持ちなんですね。御社の強みについても教えていただけますか?

当社の強みは、インストラクショナルデザインを活用した教育です。インストラクショナルデザインとは、学習者の理解を深め、成果を最大化するために教育や研修を科学的に設計する手法で、日本では熊本大学の大学院のみが本格的に扱っています。

当社では、私自身が同大学院で学んだことを活かし、この手法を早くから導入しました。おかげさまで非常にご好評をいただいており、この分野では日本トップクラスだと自負しています。

撮影・配信に適した静かな環境を求めて

株式会社TRADECREATEが借りている大晃ビル

― こちらのビルは追加で借りられたそうですが、その背景について教えてください。

事業の拡大に伴い、リアルな講座だけでなく、動画配信やEラーニングへのニーズが増えてきたことから、新たに収録専用の拠点を探していました。スリーウェーブさんには、2017年以降、何度も物件探しをお願いしており、今回も自然な流れで依頼しました。

― このエリアを選んだ理由を教えてください。

当社の拠点である千代田21ビルが小川町の交差点近くにあるので、そこから歩いて行ける距離であることを最優先に考えていました。収録に使うことから、静かな環境も外せない条件でしたね。最初に予算と希望条件を伝えて、候補物件をいくつか見せていただきました。

― こちらの物件に決めた理由を教えてください。

内装がきれいで、LED照明や業務用の新品エアコンが備わっていたことが大きかったですね。オーナー様が上階にお住まいで、物件の管理が行き届いている印象も決め手でした。また、コンビニも近く、利便性の高さもポイントでした。

― 入居してから1年半ほど経ちますが、オフィスの使い勝手はいかがですか?

とても静かで、収録には理想的な環境です。車の音も聞こえず、人の話し声もまったくしません。窓はしっかりあり、室内は明るいものの、直射日光が入らないので、夏場でも比較的涼しいところも気に入っています。講義中は音の問題からエアコンを止めることもあるのですが、それでも室温が安定しているので大変助かっています。

信頼できる担当者と築いた8年のパートナーシップ

インタビューを受ける株式会社TRADECREATEの代表取締役の片野俊行氏

― スリーウェーブを利用した感想をお聞かせください。

実はもともと不動産会社にはあまり良いイメージを持っていませんでした。誤解を恐れずに言えば、業界全体に対して、なんとなく信用できないという印象を持っていたんです。

しかし、スリーウェーブの営業担当者さんに最初にお世話になったとき、物件のコストパフォーマンスや交渉の可否について正直に話してくださって。それまでの不動産会社では聞けなかったことでしたので、非常に驚きました。

こちらの希望に合う物件を全力で探して提案してくださり、常に誠実に応えてくださるその姿勢に「この方は信頼できる」と思いました。以来ずっと同じ担当者さんにお願いしています。

― これまでご依頼いただくなかで印象に残っているやりとりはありますか?

私は電話があまり好きではなく、勉強の邪魔になるため極力メールで済ませたいのですが、その希望もすぐに汲んでくださり、以降はやりとりをすべてメールに切り替えてくださいました。

また、レスポンスもすこぶる早く、無駄なやりとりが発生しない点にもいつも感謝しています。そうした配慮も含めて、非常に安心してお任せできると感じています。

― 今後、スリーウェーブでオフィス移転を検討しようと考えている方に向けてメッセージをお願いします。

とにかく率直に希望を伝えることが大切です。きちんと耳を傾けてくれますし、その上で満足できる提案を出そうと努力してくれます。予算面など、言いにくいこともあえて伝えてみると、むしろ真摯に応えてくれると思います。プロフェッショナルとしての信頼感と、気さくに相談できる距離感の両方を兼ね備えた会社だと思います。

― 最後に、御社の今後の展望についてお聞かせください。

私は2年半後に代表を退任し、従業員に事業を譲渡する予定です。その後は他社の取締役としての仕事に注力することになります。TRADECREATEとしては、人口減少やDXの進展など社会的な課題に対し、プロジェクトマネジメントやビジネスアナリシスを通じて貢献し、日本の強靱化に寄与できたらと考えています。

まとめ

「勉強のために起業し、そこで得た起業の収益をまた勉強に充てる」ー常識を超えたキャリアを持つ片野社長がこれまでに通われた大学院は、誰もが知る難関校ばかり。しかもすべて異なる分野であるということに驚きました。

自らの退任後も、社会に価値を届け続ける仕組みを残す。そんな未来志向の姿勢が、TRADECREATEという企業に深く根づいているように思います。