大江戸線（おおえどせん）は、東京都交通局が運営する都営地下鉄です。　鉄道要覧には12号線大江戸線と記載されています。　東京都練馬区の光が丘駅と渋谷区の新宿駅を結ぶ部分と、新宿駅から反時計回りに新宿区の都庁前駅にまわる環状部分があります。　大江戸線の車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「マゼンタ」 、路線記号はEを使用しています。
【路線名の由来】
　路線名の由来で思い出すのが石原慎太郎都知事でしょう。　応募が多かった候補の一つである「東京環状線」（愛称として「ゆめもぐら」）が第一候補に挙げられていましたが、「寝てても何回まわっても同じ所に戻ってくるのを環状線って言うんだよ」「紛らわしくて山手線（JR東日本）とか大阪環状線を使っている人に迷惑」などとして難色を示し、再選考を指示するとともに、「俺は『大江戸線』なんてのがいいとおもう」と提言されました。　第2位得票の案を推したため、改めて選考し直した結果、大多数の支持を得て「大江戸線」に決定しました。　委員会では当初、新宿などは江戸の範囲の外部にあたるとして議論があったようですが、路線がこれを囲むように走ることと、「大」を付けることにより地理的、経済的、文化的な広がりを表現できるとして委員会を説得し、決定にこぎつけたそうです。
【大江戸線で人気の賃貸オフィスエリア】
　大江戸線は東京をぐるりと回ることのできる、ほぼ環状線ですが、そのなかでも貸事務所の希望が多いエリアはＪＲ新宿駅から近い都庁前や新宿西口や新宿があげられます。